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[インタビュー一部抜粋]
矢部 料理人や俳優など多様な職業を経験してこられたそうですね。福祉の世界に進もうと思われたきっかけは?
中西 役者時代に性同一性障がいの方が主役の脚本を書いていたことがあり、もともと福祉の業界に興味を持っていました。また、全く携わってこなかった世界に飛び込んで、改めて自分を見つめ直したいという思いもありましたね。
矢部 未知の世界への挑戦ですが、スタートは順調でしたか?
中西 転職時は何度も門前払いをされましたが、学校に通って資格を得て、そこからは無我夢中で仕事をしていました。また、役者時代には他者の気持ちを理解することで役づくりに取り組んでいたのですが、障がい福祉サービスをする上で、この経験が生きることに気付いたのです。そして、ある時に勤務先の事務所が閉まることになって・・・。このままでは利用者の方も職員も路頭に迷ってしまいますから、起業を決意しました・・・